こんにちは!
しゅーです(^。^)y-.。o○
2016年8月8日に天皇陛下がお気持ちを表明されて以来、
生前退位がいつになるのか注目が集まっていましたが、
平成31年(2019年)1月1日に生前退位が行われ、
新年号(新元号)に入る方針であることが
明らかとなりました。
新元号になるということは
平成から次の年号(新元号)に
変わるということなので
今回は次の元号は何になるのか、
決め方は誰がどのように決めているのか
まとめてみました。
元号とは?
元号とは、特定の年代に付けられる称号のことで
「年号(ねんごう)」と呼ばれることもあります。
古くは王の即位から年を数えましたが、
一定の起算点を定めて年数を数える方法が考えられ、
中国の前漢(紀元前206年~8年)の
武帝(ぶてい・紀元前156年~87年)のときに
使用されはじめ、次第に近隣諸国でも
使用されるようになりました。
日本では、飛鳥時代(592年~710年)に
元号が使用されるようになったといわれています。
日本で最初の元号は「大化(たいか)」で、
645年7月17日~650年3月22日までです。
その後、長い歴史の中で数多くの元号が生まれ、
現在の「平成」に至ります。
平成の次の名前(新元号)はすでに決まっている!?
平成の次の年号(新元号)は何になるのか
ネットで調べてみると
「安始(やすし)」や「安久(あんきゅう)」の2つが
候補としてあげられています。
この年号はどこから来て誰が決めたのかについて
調べてみると特に情報がなく
ネット上の憶測にすぎなかったということでした。
平成の次の年号(新元号)は誰がどのように決めるの?
実は法律では「元号を政令で定める」となっているだけで
具体的な決め方は特に存在しません。
ちなみに「平成」の元号は下記の手順で決まりました。
①.漢文学や国文学関連の大学教授などの有識者が
集められ元となる候補を考案
②.内閣官房長官(当時は小渕恵三氏)がその中から選定
③.閣議で選定された候補を元に協議する
④.衆参両院議長の意見も聞く
⑤.最終的に閣議で決定
この5つの経緯によって正式に発表されました。
ちなみに平成を考案したのは
安岡正篤氏という陽明学者で
「平和の達成」という意味が込められているそうです。
恐らく平成の次の年号(新元号)の決め方も
平成を決めた時と同じ方法が取られるの可能性が高いため、
一番最初に有識者が集められると思います。
平成の次の年号(新元号)の決め方のルールは?
年号の歴史によると新元号の決め方のルールが
いくつか存在すると言われています。
①.国民の理想としてふさわしいような、よい意味を持つものであること
②. 漢字2文字であること
③. 書きやすいこと
④. 読みやすいこと
⑤. これまでに元号または送り仮名として用いられたものでないこと
⑥. 俗用されているものでないこと
以上のような条件があるそうです。
これらの条件の他に頭文字は、
M(明治)
T(大正)
S(昭和)
H(平成)
とアルファベットで表記されることが多いため
重複しないようにできています。
現在の平成という元号を決めるときには、
「修文(しゅうぶん)」と「正化(せいか)」
という候補もあったそうですが、
話し合いの中で
「平成がわかりやすくて親しみやすい」
「イニシャルが明治(M)、大正(T)、昭和(S)と
重ならないほうが良い」
という意見があり、最終的に平成に決まったといわれています。
ということでニュースでは
2019年(平成31年)1月1日から新しい年号(新元号)になることが
確実となったことで平成の期間が2年しかありません。
今後、新しい年号(新元号)が何になるか
話題になっていきますので
注目したいところです。